桜島〔世界の特定16火山 ~ 鹿児島県鹿児島市桜島〕

「佐多岬」を出発し、約1時間半ほど車を走らせたところ、左手に見える砂浜の上に鳥居を発見。

神社好きな家内から、すかさず車の停止命令を言い渡され速やかに停車します。

すぐにスマホで調べてみると、『荒平神社(菅原神社)』という学問の神様らしいのです。

祭神はもちろん「菅原道真公」。

砂浜の上に鳥居があり、その先の岩山に神社が建てられているため、

満潮時には神社に渡ることができないそうです。

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こうやって写真で見てみると、なかなか風光明媚なところですね。

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お参りをした後に、一路「桜島」を目指します。

以前、「桜島」には観光で遊びに来たことがあるのですが、

その際に寄ることができなかった場所が今回の目的地です。

まずは、1ヶ所目に到着。

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『叫びの肖像』

2004年、長渕剛による伝説のオールナイトコンサートが開催された跡地に製作されたモニュメント。

50トンもの桜島の溶岩で作られたもの。当時、人口6000人の桜島に75000人の観客が集まったそうです。

長渕ファンにはたまらない聖地ですね。

そして、次の目的地は車で数分のところ。

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『桜島自然恐竜公園』

ここは、小さな子供と一緒であれば楽しめるところなのでしょうね。
我々夫婦は早々とこの地をあとにしました。(・_・;

次は、今日の一番の目的地!

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『猛威を語りつぐ鳥居』  有名な埋没鳥居です。

大正3年の桜島大噴火は、噴火の3日前から前兆が始まっており、島内の井戸は沸騰し、

海岸では大量の死魚が浮いていたそうです。

大音響とともに爆発し、黒煙は上空7000mにまで達します。

翌日には溶岩の流出が始まり、錦江湾に浮かぶ島であった桜島は大隅半島と陸続きになってしまいます。

多くの家屋が火山灰により埋没し、ここ腹五社神社の3mの鳥居も笠木だけを残して埋没したとのこと。

それがこの場所。

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今では、県の文化財に指定されています。

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噴火の猛威を後世まで伝えるために、このままの形をとどめることにしたそうです。

立っている場所から約3m下が、元々の生活していた位置だと考えると、

自然の脅威を感じずにはいられません。

すごい・・・。(ー ー;)

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桜島は、今日一日曇り空で、かつ噴煙と混ざり合い、その全貌を現してくれません。

とりあえず、帰る途中に車を停めて、遠景を一枚写真に収めました。

さて、今から2時間かけて我が家へ帰ります。帰宅時間は、おそらく午後7時くらいでしょうか。

12時間の超長距離ドライブ。

さすがに疲れたーーー(-。-;

 

腹水胸水腎臓病専門 漢方カウンセラー西山の『薬匠堂 徒然記』

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