馬ケ岳城跡〔黒田官兵衛・九州最初の居城 ~ 福岡県行橋市津積馬ケ岳〕

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「宇留津城跡」を出た私は、2ヶ所目の『馬ケ岳城跡』を目指して 15km ほど車を走らせます。この馬ケ岳城は、標高216mの馬ケ岳に築かれた山城です。

942年に清和源氏の祖とされる「源経基」によって築城されたと言われており、
その後、多くの城主に移り変わりますが、1587年、豊臣秀吉が島津氏討伐のために九州に入り、小倉城を開場させた後に馬ケ岳城に滞在しています。

黒田官兵衛は、九州征伐の功により豊臣秀吉から「豊前六郡(京都郡、仲津郡、
築上郡、上毛郡、下毛郡、宇佐郡)」を与えられ、この馬ケ岳城を九州で最初の
居城としています。その後すぐに、「中津城」を築き居城としたので、馬ケ岳城は中津城の支城となりました。 1615年、一国一城令により廃城。

そんな歴史ある馬ケ岳城へ、道に迷いながらも橋のたもとに小さくたたずむ
「案内碑」を発見!

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「よく見つけたな~~」と自分自身に感心しながら、さらに細い道を進みます。

そして、緩やかな上り坂を進むこと数分、馬ケ岳城跡への登山者のための駐車場に到着します。『馬ケ岳城跡へのルート』

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案内板の地図をよ~く見ると、登山口まではかなり歩かなければならないようで、さらに登山口から城跡のある山頂まではけっこうな距離があるようです。

案内板の前には、ご自由にお取りください、と、

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『パンフレットBOX』が設けられています。 ありがたいサービスです。

さて、城跡まで登りたいのは山々ですが、いかんせん今日は時間がありません。
「次に来た時には、必ず山を登り城跡見学をしますから・・・。
今日は時間が・・・。」 と誰へとも分からず言い訳をしながらこの場を去ります。

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せめて馬ケ岳の遠景だけでも写真に収めます。
山の最も高いところが『本丸跡』。

さて、次の目的地へ急ぎます。 目指すは『御所ケ谷神籠石』。

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