漢方対策1か月後には改善を実感!
今回は尋常性乾癬の症例に関するご報告です。漢方対策後1カ月で効果を実感され、その後も順調に改善に向かいました。簡単にご紹介させて頂きます。
≪患者様情報≫
■年齢:70歳
■性別:男性
≪発症時期から今までの経緯≫
今年の一月から急に症状が出始め、一気に酷くなってしまった。ステロイドを使用しているが、一時的に楽になるだけなので、他の方法で何とか改善したい。
≪症状≫
□皮膚の状態:乾燥、赤みがある、ブツブツがある
□皮膚の症状:痒みがある、患部に熱感がある
□症状が出る部位:膝、頭皮、背中、お腹 ※体の右側が酷い
□症状が出る季節:ずっと同じ状態
□ステロイド:使用している(フルコート)
≪体質や生活面での問題点≫
■手足の先のみ冷える
■寝汗をよくかく、食事をすると汗をかきはじめる
■寝つきが悪い、夢を見ることが多い
■食欲はあるがあまり食べられない
■甘いものをよく食べる、喫煙する
■口や喉がよく渇く、冷たい飲み物が好き
■1日の水分摂取量:2L
■軟便気味、よくガスが出る
■排尿回数:6~7回
■舌:白い苔が薄っすらとある、舌が全体的に大きく腫れぼったい、舌裏の静脈がハッキリ分かり膨らんでいる
■運動はほとんどしていない
■疲れやすい、疲れが抜けにくい
■足などの下半身がむくみやすい
≪漢方対策後1カ月≫
漢方の服用を始めて1か月目で効果を実感できている。ポロポロと皮膚が剥ける間隔が延びており、赤みも薄くなっている。耳の中や頭皮はまだ同じような感じなので、このまま続けていきたい。
≪漢方対策後2カ月≫
その後も順調に改善しており、かなり皮膚状態は良くなってきている。頭皮も若干の赤みが残っている程度まで改善している。
≪漢方対策後3カ月≫
頭皮の方も症状は改善した。これで出ていた症状はほとんどなくなる。とても順調に改善しているが、今後はどうしたほうがいいのかアドバイスを頂きたい。
≪担当者メモ≫
漢方対策開始後は一カ月目と早い段階で、効果を実感していただきました。改善の流れとしては、症状が出る間隔が延び、次に気になる症状が次第に改善していき、3か月後には症状がほとんどなくなるなど、とても順調に改善した症例です。今は漢方も中断し、その後の経過を見ている段階です。漢方もずっと使い続けるわけではなく、改善の状態を踏まえて段階的に減らしていきます。