大切なのは病気に立ち向かう強い気持ち
こんにちは、薬匠堂の小原です。
このHPをご覧になっている皆様に、私が相談員を志すきっかけとなった出来事や、漢方相談を通じてお伝えしたいことをご紹介できればと思っています。是非一度ご覧になってください。
私は生まれも育ちも宮崎で、実家は宮崎市の代々続く農家の家系です。
実家は典型的な田舎のため、遊ぶような施設は皆無で、あるといえば田んぼや畑ばかり。
他の子たちがファミコンなどのゲームをしている間、私はというと畑や田んぼを駆け回り、空き地で野球やサッカーに熱中する日々を過ごしていました。
そんな生活のためか擦り傷から骨折まで生傷は絶えませんでしたが、それ以外はすこぶる健康に成長することが出来ました。
小学生の頃は野球少年で、中学生からはサッカーを始め、現在はスポーツ少年団の監督を務めており、スポーツに関わる人生を送っています。
病気に関する相談員とは無縁のような人生を送ってきた私ですが、今までに現在の仕事に繋がる転機となる出来事がいくつかあったのです。
高校を卒業した私は、地元のJAに就職し、直に農家の方と触れ合う職場に配属されました。
それまで何も考えず当たり前のように食事をし、好き嫌いも多かった私ですが、農家の方の苦労などを目の当たりにし、食に関する考えがガラリと変わりました。
そんな中、人生における一大イベントである結婚を迎え、子供も授かることが出来ました。子供が生まれることで今まではそこまで感じていなかった、命の重みや生きることの喜びなどもより一層強くなったのを覚えています。
特に生まれた子供が最初は病弱で、何かあるたびに病院に駆け込んでいたためそういう気持ちも強くなったのかもしれませんね。
そして、我々家族にとってはもう一つ大きな出来事がありました。
元々父親は腰痛で悩んでいたのですが、それまで農業で酷使した無理が祟ったのか、いよいよ腰の状態が悪くなり、手術するかどうかという判断で迷っていました。
父親も親戚や知り合いなどに色々と情報収集しながら、ある病院で診てもらおうという事になりました。
いざ診察してもらうと『脊柱管狭窄症』と診断され、今すぐに手術したほうがいいと勧められ、実績の多さを謳っていたその病院に手術をお願いすることに…。
そして手術当日を迎え無事に終わったと思ったら、術後感染症による腹膜炎を起こし危険な状態になりながらも何とか持ち直すなど、大変な術前術後でした。
しかし大変なのはこれからだったのです…。
しばらく入院した後に自宅に戻った後も安静にしていましたが、一向に腰の状態が回復に向かいません。最初はそんなものなのだろうと不安な気持ちを振り払いながら生活していましたが、半年たっても1年たっても満足に歩くことが出来ないのです。
その間、何度も病院にも行きましたが『手術は成功しています』と言われるだけで原因も全く分かりません。
手術をすれば以前のように戻れると思っていた父親は、精神的にもダメージを受けているようで悪循環に陥っていました。
意識はしっかりしているのに思うように体が動かせないことの辛さ…。好きな仕事も満足にできず、孫を抱きかかえることも出来ない姿を見ていると、行き場のない感情が押し寄せてきます。
以前の私は何も知識がなくただ病院に任せる事しかできませんでしたが、月日が経つほどに他に何か出来ることがあったのではないかという気持ちが大きくなっていきました。
“自分にできることはないのか!”、“自分は何がしたいのか!”自問自答し、そのうちに人を助けることが出来る仕事がしたいと明確に思うようになりました。
目標が定まるとやるべきことは明確です。それから薬業界に入り勉強を重ね資格を取得し、
念願かなって病気に関する相談員としての一歩を踏み出しました。
今では難治性皮膚疾患や潰瘍性大腸炎、蓄膿症(後鼻漏)、夜尿症、ペットの病気など、慢性的な疾患を中心に日々沢山の患者様や飼い主様からご相談を受けております。
私の今までの経験から強く思う事が2つあります。
第一に、『病気を治したいと思う気持ちが何よりも大事!!』
そして『患者様(飼い主様)の体だけでなく、心のケアも不可欠!!』
この2つが、病気に立ち向かうためには、非常に大事なことだと考えています。
私の父親もネガティブな感情が強くなったことで、より悪循環に陥ったのだろうと相談員になったことでやっと気づくことが出来ました。
患者様の症状や体質に合った漢方を処方するという事はもちろん大事なことですが、その上で患者様の前向きな気持ちが重なったときに驚くような改善に向かう事が多いのです。
これからも患者様の体だけでなく心も健康にできるようなカウンセラーを目指して、日々精進し続けていきたいと思っております。
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