30日で愛犬の症状が改善 ※血液データあり
今回はIBD(炎症性腸疾患)の漢方アドバイスを実践された方の症例です。下痢の症状にずっと悩んでおられましたが、効果も早く実感できた症例です。簡単にご紹介させて頂きます。
≪愛犬情報≫
■犬種:柴犬
■性別:オス
■年齢:7歳
■体重:5kg
≪今までの経過・病院での治療内容≫
4歳ぐらいで引き取った犬で、その頃から下痢をすることが多かった。今年に入ってから下痢の回数が多くなり、病院で検査したところIBDと診断される。その時からステロイドを使用しているが、飲ませ続けるのも怖いので、何とか改善したい。
≪血液データ:相談時≫
■WBC:9100
■RBC:741
■Hgb:15.3
■TP:6.4
■ALB:2.0
■CRP:0.7
≪体調≫
■排尿:多尿
■排便:下痢
■食欲:旺盛(ステロイドの影響あり)
■水分:多飲
■病気になる前よりは元気がない
≪対策後30日≫
体調は良さそうで、下痢の回数も少なくなってきた。ステロイドも1日1錠に減量。
≪対策後2カ月後≫
体調は変わらず良好。ステロイドを減らした影響か、少し下痢が増えた時期もあったが、今はまた少なくなっている。食欲が良くなり、体重も増えた。
■TP:6.3
■ALB:3.1
≪対策後3カ月後≫
ここ2週間は下痢もまったくすることがなくなった^^体重も変わらない。ステロイドも1日おきに減量したが、体調の変化はない。
※現在も下痢は全くない状態が続いている。ステロイドも更に減量しながら、対策継続中。
IBDの漢方対策法をアドバイスして実践されておりますが、気になる症状30日で改善に向かいました。ずっと下痢で悩んでいたのが30日で変化が出たため驚かれていました。下痢もなく体重も増えたため、見た感じは病気とは思えないような状態のようです。しっかりと前向きに対策した結果、良好な結果が得られたのではないかと感じています。
今後は病院の薬が中断できるようになるまで、頑張っていきたいと思います。