半年の掌蹠膿疱症対策でキレイに症状改善!!
今回は掌蹠膿疱症の経過報告です。半年しっかりと漢方を服用して頂き、かなりキレイな状態まで改善しました。簡単にご紹介させて頂きます。
≪患者様情報≫
■年齢:52歳
■性別:女性
≪発症時期から今までの経緯≫
5~6年前ぐらいに症状が出始め、掌蹠膿疱症と診断される。発症した時期は、仕事のストレスや介護のストレスなどが重なり、肉体的にも精神的にも辛い時期だった。足の裏の痛みが酷く、仕事に行くのもきついので、何とか治していきたい。
≪症状≫
□皮膚の状態:乾燥、赤み、膿疱 ※繰り返し症状が出る
□皮膚の症状:痒み、患部の熱感
□症状が出る部位:足の裏、手のひら
□症状が出る季節:年中
□ステロイド:約半年
□服用中の薬:以前ステロイドを使用していた
□アレルギー:花粉症
≪体質や生活面での問題点≫
■肩こり(パソコンを使うことが多い)
■目の下のクマが目立つ
■寝汗をよくかく
■眠りが浅い
■風邪を引きやすい
■神経質で色んな事が気になる
■水分摂取:800ml/day
■喫煙する
■運動はほとんどしていない
■舌の表面:白っぽい
■舌の裏側:静脈がハッキリ分かり、膨らんでいる
≪漢方対策後2カ月≫
漢方対策を開始して2カ月が経つが、今のところ大きな変化は見られない。手のひらや足裏の症状は相変わらず痒く、仕事から帰ってきたときはジンジンと違和感が強い。赤みの状態も変わらず。
≪漢方対策後3カ月≫
最近は仕事から帰ってきたときの足の違和感は減っている。いつも仕事帰りは足が浮腫んでいたが、浮腫みも軽減している。仕事ガエルの赤みはまだ強い状態。
≪漢方対策後4カ月≫
足の裏のジンジンとする違和感は全くなくなり、安定した状態が続いていると思う。赤みも急激に良くなってはいないが、最初に比べると段々と引いている。
≪漢方対策後6カ月≫
4か月目ぐらいで赤みも徐々に引いてきていたが、半年で足裏の状態はとてもきれいになった!新たに膿疱が出来る事もなくなり、ほとんどよくなっている状態だと思う。皮膚の状態はよくなったので、これからは他の体質改善なども取り組んでいきたい。
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対策前 | 対策後6カ月 |
≪担当者メモ≫
漢方対策を始めて、最初の2カ月ぐらいは効果がなかなか出てきませんでしたが、3か月目ぐらいから徐々に改善が見られるようになりました。患者様自身が効果が得られなくても、焦ることなく前向きにじっくりと対策出来たことが、いい結果に繋がったと思います。長い期間患った方ほど、効果が出るにも時間がかかる傾向にありますので、『焦らず』『前向きに』『じっくりと』対策することが重要です。
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