対策後数か月で掌蹠膿疱症が劇的改善!!
今回は掌蹠膿疱症の経過報告です。10年ほど悩まれておりましたが数か月でいい結果が得られましたので簡単にご紹介させて頂きます。
≪患者様情報≫
■年齢:56歳
■性別:女性
≪発症時期から今までの経緯≫
10年ほど前に掌蹠膿疱症を発症。仕事などでのストレスが強く、甲状腺機能亢進症も患っていた。膿疱が出来て破けてを繰り返し、非常に辛い状態が続いている。
≪症状≫
□皮膚の症状:痒み、赤み、踵が硬くなり肥厚している
□症状が出る部位:手のひら、足の裏
□症状が出る季節:春先から夏場にかけてが一番ひどい
□ステロイド:以前使用していた
≪体質や生活面での問題点≫
■冷え性(特に手足先が冷たい)
■慢性的な肩こり、首のこり
■疲れやすい
■夏場は足がむくみやすい
■喫煙する
■舌の表面:白っぽい
■舌の裏側:静脈がハッキリ分かり、膨らんでいる
■水分摂取量:2L
≪漢方対策後1カ月≫
足の状態は、ほんの少しではあるがよくなってきている。膿疱が以前のように出来にくくなり、皮が剥けることが少し減っている。
≪漢方対策後2カ月≫
秋の花粉症が始まり、いつも花粉症の時期は酷くなっていた。今年も同じで少し良くなっていた状態が、今は以前の状態に戻ってしまった。
≪漢方対策後3カ月≫
花粉症はまだ続いているが、先月よりは若干良くなり、手のひらの症状は気にならなくなった。花粉症も昨年の今頃と比べると、随分楽になっている。
≪漢方対策後5~6カ月≫
手の方はもうすっかり良くなり、きれいな状態が続いている。足の裏も先月より更に改善に向かっている。
※経過、効果の度合いには個人差があります。
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対策前 | 対策後4カ月 |
≪担当者メモ≫
最初の1~2か月は顕著な改善は見られなかったが、その後変化が出始めたら順調に改善に向かう。
掌蹠膿疱症や尋常性乾癬患者の多くは、元々花粉症などのアレルギー体質の方が多く、そういった症状が強く出る時期に一旦皮膚の状態も悪化する方が多い。
しかし根本的に改善に向かうと、皮膚の症状だけでなく花粉症など他の症状も同時に改善する方が非常に多い。根本的に免疫環境を改善することが、様々な部分に好影響を及ぼすことが分かりやすい症例であった。