急用にて、急きょ実家の北九州市小倉にどうしても帰らなければならなくなった私たち家族。
速やかに、急なる所用を済ませた後は、各々が別行動。
そして、帰る前に家内の希望でみんなで立ち寄ったのがここ『門司港レトロ』。
「今さら~~~~~」
と、私と娘は思ったのですが、行ってみると意外に新鮮で面白い!!
ここ『門司港レトロ』は、大正レトロ調で街並みを整備している観光スポット。
外国との貿易で栄えた当時の雰囲気をそのままに、様々な建造物・商業施設が満載です。
「都市景観100選」にも選ばれた情緒あふれる美しい街になっています。
駐車場に車を入れた後、てくてく歩いてレトロ地区に入ってすぐに見えてきたのがこの光景。
『ブルーウィング もじ』と呼ばれる歩行者専用の跳ね橋です。
1時間に1回、このように橋が跳ね上がるようです。
着いて早々に見ることができてラッキー!!
跳ね橋の横で、やかましいほどの大きな声が・・・。近づいてみると、
昔懐かしい「紙芝居」です。
少し歩くと、こちらでは、
『猿回し』の最中!! みんなの笑い声と感嘆の声で盛り上がっています。
写真手前のザルが周辺に7~8つ置いており、お猿さんの演目が終わると、
見物客皆さん、ザルの中にチャリンチャリーンとご褒美を入れていました。
そしてここからは、家族別行動!
家内と娘は「占い」に行くと言います。
ここまで来て占い??? と思うものの口には出さない私。
どうせ私が今から行こうとしている場所にも、この2人は全く興味を示さないことくらいは分かる・・・。
で、まずは、
『旧門司三井倶楽部』 (以下、原文)
三井物産門司支店の社交倶楽部として、現在の門司区谷町に建築された。設計者は松田昌平。竣工直後の大正11年にはアインシュタイン博士夫妻が宿泊している。
平成2年3月に国の重要文化財に指定され、同年7月から現在地に移築するための
工事に着手し平成6年12月に完成した。
この建物は木造2階建で本館(洋館)と附属屋(和館)から構成されており、外壁の柱梁の骨組みを外に見せるハーフティンバー形式が特徴となっている。
大正11年、日本での講演のためアインシュタイン夫妻は来日され、
43日間にわたり日本各地での講演を行います。
最後の5日間、この三井倶楽部に宿泊され、門司港から帰国の途についた、とのこと。
『吾々は神に感謝する
吾々に日本という尊い国を作って置いてくれたことを・・・』
日本を愛してくれたアインシュタインの言葉です。
そして、ここから歩いて数分の『門司港駅』を目指します。
しかしながら、いつも見ていた門司港駅の姿はなく、このような説明ボードが!
『重要文化財 門司港駅舎 保存修理工事見学デッキ』 だそうです。
工事中までも見学できるのですね。
確かに門司港駅を見に来たにもかかわらず、工事で見ることができないとガッカリです。
ただ、このように工事を見学できれば、逆に得したような気にもなれます。
デッキに上がり中をのぞいてみましたが、何が何だかわかりません。
でも、このような場所を設置してくれただけでも有難いものです。
そしてこのあと、家内と娘と合流。
占いの結果も私からは聞きません。(聞くと長くなるので・・・)
最後に一枚写真をパシャッ!
関門橋も見える美しい眺めでした。
さて、今から4時間運転して宮崎に帰ります。
遠いなぁ~~~ (-_-;)
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