眼鏡橋~出島~大浦天主堂〔長崎県長崎市〕

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亀山社中跡を出た私は、車で2分の『眼鏡橋』に到着。
先ほどもそうでしたが、ここ長崎は駐車場に入れるのに一苦労です。
観光地なので人や車が多いのは分かりますが、その割には駐車場が少ないような気がします。見つけられないだけなのかもしれませんが・・・。

あーーー、それと困ることがもう一つ!
長崎市内の入り組んだ道の中央を走る「チンチン電車」には悩まされました。
慣れるまで大変ですね。チンチン電車から『フワァァァーーーーー!!』っていう警笛を鳴らされるとドキーーーッ!!とします。

さて、この『眼鏡橋』。
日本最古のアーチ型石橋で国の重要指定文化財に指定されています。
そして、「日本橋」「錦帯橋」と並び、『日本三名橋』の一つでもあります。

「日本三大〇〇」とか「日本百選のひとつ」などを訪れるのが好きなミーハーな私は、とりあえず感動!!

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ちょっと下におりてみます。

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んーーー。いい感じ。(*^^*)
夜にはライトアップされているそうです。(毎日かどうかは分かりませんが・・)

では、次の目的地『出島』を目指します。
チンチン電車にビクビクしながら、5分ほどで到着。

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『国指定史跡 出島和蘭商館跡』

私の認識では、「出島」は江戸時代の鎖国時の対外貿易の政策として造られたものと思っていたのですが、最初の成り立ちは違うんですねーー。
この案内板を読むと、『キリスト教の布教を防ぐ目的で、市中に雑居していたポルトガル人を1か所に集め、住まわせるために幕府の命により造られた・・・。』
とあります。 「へぇぇぇーーー」です。

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とても美しい外観です。この商館内でお土産を売っています。

この商館入り口から左にぐるーーーーっと周ると、

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正面入り口。510円払って中に入ると、

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このような街並みの風景。

右側の建物に入ると、

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当時を再現しています。この建物は、オランダ商館長の住まいだったようです。
畳の上に絨毯を敷いてテーブルと椅子、という不思議な光景。

この建物以外にも、数多くの建造物・資料室が立ち並んでおり、この時代この地域の歴史に興味のある方なら大満足の場所です。
戦国期の歴史や城郭が大好きな私は、ここ出島は早々に出てしまいました。(-_-;)

さて、いよいよ時間がありません。次の目的地『大浦天主堂』へと急ぎます。
車でほんの3分ほどで到着。

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『国宝 大浦天主堂』

大浦天主堂は日本に現存する最古の教会。
1597年 豊臣秀吉のキリシタン禁教令によって処刑された「日本二十六聖人」に
捧げられた教会であり、殉教地である聖地「西坂の丘」に向かって建てられています。そして250年以上経った1865年、大浦天主堂が公開された際、隠れキリシタンが現れ信仰を告白します。これが世界の宗教史上に残る劇的な「信徒発見」です。 厳しい禁教令の中、宣教師がいない状況でも250年以上に渡り信仰が受け継がれていたことに、世界は衝撃を受けたそうです。

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しかしながら、その後も「浦上四番崩れ」というキリシタン弾圧事件が起こり、
更に、明治維新後の明治政府もキリシタン弾圧を踏襲することを明言します。
このような弾圧から解放され「信仰の自由」を認められたのは、1873年になってからのことだそうです。
そんな歴史的背景を感じながら見学させていただきました。

さて、今日はこれで終わり。
明日は宮崎に帰る途中、大村の『玖島城』による予定です。
今から、中華街!! (*^^*)

 

腹水胸水腎臓病専門 漢方カウンセラー西山の『薬匠堂 歴史探訪記』

 

 

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