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「早川城跡」からさらに南下すること約15分、この日の3城目「陣ノ内館跡」へ!
標高100mの丘陵地にある「陣ノ内館跡」。
九州内でもとてもマニアックな史跡のひとつではないでしょうか。
と言いますのも、『甲佐町オフィシャルウェブサイト』によると、
この館の築城時期や城主は不明らしいのです。
文献資料では「阿蘇大宮司の館跡」として記述が残っているらしいのですが、
全て伝承により記述されたものであり、明確な記録は残っていない、とのこと。
謎多き館跡、、、なのです。
細い山道ながら、山頂の館跡までは車で行くことができる、とのことなので、
『陣ノ内館跡 入口』 から登城開始!!
と思いきや、入口から十数メートルのところに「通行止め」の看板。(-_-;)
で、車での登城は断念。徒歩で山頂を目指すことに。
まずはこの険しそうな山道を上ります。
すると、緩やかに道は左に曲がり、その先に、
土砂!! これなら「通行止め」も仕方がない・・・。
上を見上げると、
崖崩れ・・・。
生々しい光景に、やや唖然としつつも先を目指します。
すると、
『薬師堂』 への入口。
今日の城巡りの無事を願い、さらに上へと目指します。
時折目にする梅の花を横目に、無言で上り続けるBo君。
後に続く私・・・。
先へ先へと進み、危険を伴う登城路ではないかを確認してくれるBo君。
安心して後に続く私・・・。
するとようやく案内板。
『史跡 陣ノ内館跡 館中心・土塁・空堀』
この道を真っすぐ進むと、いきなり出現!
『土塁』 それもかなりの規模。
ひとまず土塁の向こう側へと上ると、
広大な敷地。 そして、この周囲を取り囲むように、
延々と続く『土塁』。 その長さ、100m以上。 圧巻の光景!!
さらに奥まで進み、土塁の上に上がると、これまた圧巻の光景!!
延々と続く驚愕の『空堀』
土塁と合わせた落差は「10m以上」にもなるところが!!
この空堀の迫力が、写真では全く伝わらないことが悔しい・・・。(-_-;)
この空堀が、まさか山の上にあるとはねぇ~~~。
そしてここが、ゴール地点、
『陣ノ内館跡』
さて、そろそろ下山せねば・・・。
山頂まで上ってきた道とは別のルートで下りている途中の
美しく咲き誇る梅の木。
では、4城目に向かうべく、車をさらに南下させます。
4城目の「堅志田城跡」に着く前にお昼ご飯。
Bo君は、大盛うどんとカツ丼を食べていました・・・。(-_-;)
腹水・胸水・腎臓病専門 漢方カウンセラー西山の『薬匠堂 歴史探訪記』
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