『緑内障の進行を防ぐための6つの条件』
~緑内障患者様共通の想い~
緑内障とは、目に入ってきた情報を伝達する視神経に異常が起こり、視野欠損などが症状として現れる慢性的な眼疾患です。そして視神経の異常を引き起こす大きな要因は、眼球内を流れる『房水』です。
この『房水』の量が少なくなったり、流れが悪くなったりすることで、眼圧が上昇し、視神経に異常をきたしてしまうのです。薬匠堂では緑内障患者様からのご相談を数多く頂いておりますが、共通の想いがいくつかあります。
- 『レーザー治療や手術だけは避けたい』
- 『レーザー治療・手術をしたが再度眼圧が上昇し不安』
- 『1種類だった点眼薬が増えているので心配』
- 『少しずつ視野が狭くなり、毎日が不安』
- 『眼圧は正常なのに症状が進行し怖い』
というように、どの患者様も非常に不安な気持ちを抱えて生活していらっしゃいます。
今まで様々な治療をした結果が今の状態なので、精神的に不安定になる気持ちもとてもよく分かります。
せっかくこのHPに辿り着いて頂いたからには、緑内障を知り自分の状態を把握したうえで、あなたに合った対策を見つけていただければと思っております。
~早め早めの対策が眼圧上昇を防ぐ~
緑内障の怖いところは進行が緩やかという事です。
緩やかなのは一見いいようにも思えますが、進行が緩やかという事は自覚症状が少なく、気づいた時には遅かったという事が非常に多いのです。
このHPをご覧になられている緑内障患者様も、不安な気持ちでも毎日を過ごされている方が非常に多いのではないでしょうか。そういった意味では、早め早めに必要な対策を施すという事が非常に重要になってきます。
~漢方で眼圧の上昇を防ぐ~
薬匠堂でも数多くの緑内障対策を実践しておりますが、緑内障対策における一番の目的は、
『これ以上の眼圧上昇を防ぐ‼!』という事に尽きます。
このHPをご覧になっている方もご存知のように、緑内障は発症してしまうと元通りに完治する疾患ではありません。病院での治療中という方がほとんどだと思いますが、そのほとんどの方が点眼薬や内服薬での治療だと思います。
そして、最初1種類だった点眼薬が次第に増え4種類ぐらいの点眼薬を併用されている方も多いはずです。種類が増えていっているという事は、薬も効かなくなり進行していることに他なりません。
これ以上の進行を防ぐには、『眼圧を抑える』事をするだけでなく、『眼圧が上昇してしまう体質を改善する』という対策がいかに出来るかにかかっています。薬匠堂では、眼圧を抑えるという対策ではなく、患者様が抱える緑内障上昇の要因を排除し、結果的に眼圧が落ち着くための体づくりを行っていきます。
~薬匠堂で実践する漢方対策6項目~
前述したように、薬匠堂では患者様が抱える体質的要因を見極め、根本的に眼圧が上昇しないための漢方対策を実践しています。
眼圧が上昇する体質的要因は一人ひとり異なりますので、患者様によって対策ポイントも使用する漢方の種類も変わってくるのです。
●房水の流れをよくするための水分代謝向上対策
房水の流れが悪くなっている方は、身体全体を見ても水の流れが悪い状態にあります
特に上半身の水はけがよくなる漢方を使用し、房水の排出がスムーズに運ぶための体づくりをしていきます。
●房水の流れをよくするための血流向上対策
特に女性やパソコンなどで目を酷使している方の多くは、血流が悪化している方が多いものです。
血流が悪くなると、水分代謝も悪化してしまいますので、しっかりと体質改善する対策が必要になります。
●自律神経を整える対策
肉体的な疲労以外でも、精神的なストレスが強い方のほうが緑内障は進行しやすくなってしまいます。特に仕事や家庭内でのストレスを抱えている患者様には必要な対策です。
●不必要な熱(炎症)を排除する対策
頭痛や目の奥の痛みなど、体内の不要な熱が強い方ほど不快な症状が強く出てしまいます。
気になる諸症状を改善することはストレスの軽減にも繋がりますので、患者様の症状に合わせて対策していきます。
●『肝』の不足を補う対策
漢方の古典では肝と眼の関係を述べたものが数多くあり、漢方医学では眼は『肝』の失調が原因と捉えます。お酒を飲みすぎると目が見えづらくなるのもこういった理由からです。
自律神経を整える五臓も『肝』になりますので、臓器レベルでの対策が必要になります。
●『腎』の不足を補う対策
漢方医学では、水分代謝の不調は『腎』の失調が原因と捉えます。
『腎』は生命を司り、『肝腎かなめ』と言うように、肝とも密接な関係にあります。
加齢に伴いどうしても腎は弱りやすくなりますので、状況に応じて臓器レベルでの対策が必要になります。
~漢方緑内障対策の流れ~
薬匠堂で対策する場合は、対策開始から漢方を減量するまで①~⑤の流れで進めていきます。
① 患者様からのご相談連絡
患者様から電話やメールでのご相談を頂きます。
今までの治療経過、服用している薬の種類、眼圧の経過や症状、体質を細かく行います。
※もちろんご来店頂いてのご相談も可能です。
② 処方内容のご提案(ご費用に関して)
上記内容を細かくチェックし状況を把握したうえで、患者様に必要な対策を検討し、処方内容をご提案します。
この時点で対策に必要な漢方の種類やご費用の説明を詳しくさせていただきますが、通常患者様に必要な対策に合わせて1~3種類の漢方を使用して対策します。
薬匠堂で対策する場合、『8,000円~ 』が30日分のご費用の目安となります。
※8,000円は1種類で対策出来た場合の目安の金額です。
③ 漢方対策スタート
処方内容を決定し、漢方対策を始めるとなった時点で薬匠堂より漢方薬をお送りいたします。
漢方薬の服用方法、服用のタイミングなどは資料やお電話で詳しくご説明いたします。
④ 対策途中での経過報告
対策をスタートしてからは途中途中の経過報告でご連絡ください。
30日間隔で対策を進めていきますが、こちらから自動的に2か月目以降の漢方をお送りすることはありませんので、漢方がなくなる数日前にはご連絡いただいております。
また、気になる点や分からないことなどあれば、随時ご連絡ください。
⑤ 漢方薬減量の検討
漢方対策開始後、眼圧の推移や体質改善の経過を見極めながら、漢方薬減量の検討を行います。
具体的には、眼圧が改善傾向に入り3か月ほど経過した段階で、減量を検討します。
減量に関しては、患者様の状況をみながら随時検討していきます。
~緑内障対策の心構え~
緑内障対策する際の心構えは、やはり『じっくり根気よく対策する』という事でしょう。長年悩んでいる方が多いというのはもちろんのこと、完治しない病気である以上、改善するまでにもある程度時間が必要と覚悟して対策する心構えが大事です。
薬匠堂でも最初からじっくり対策するつもりのない方には、漢方対策をお断りするケースも多々あります。
とはいっても、なかなか改善が見られなければ『焦り、不安』といった気持ちが出てくることも当然です。
そういった際は、随時ご連絡いただき不安な気持ちも解消しつつ、精神的にも症状的にもいい方向に持っていけるように努めております。
患者様に合った対策をじっくりと根気よく対策することさえできれば、眼圧が落ち着くケースは多いので、せっかく対策するのであれば腰を据えて対策を続けていきましょう。
~緑内障対策の症例~
■症例① 60歳 男性
《服用の経過、効果の度合いには個人差がございます。》
【眼の状態】
・相談時直近の眼圧:左⇒23 右⇒19
・視力:左⇒0.3 右⇒ほとんどなし
・目の圧迫感あり【体質】
・冷え体質
・肩こり、首の凝りが気になる
・腰痛
・性格的には心配性≪ご相談内容≫
元々は10数年前に糖尿病網膜症を発症し、眼科にかかる。
眼底出血により右目のレーザー手術を実施。数か月はよくなっていたが再度状態が悪くなる。
脳の検査では異常がなかったが、眼圧を漢方でどうにかしたい。≪対策開始1か月後≫
病院で検査したところ眼圧は若干下がっていた。
先生曰く進行はしているようで手術を勧められる。眼圧は下がったが見えづらさは変わっていないので、このままもうしばらく続けてみたい。
【眼圧】左:21 右:18≪対策開始2か月後≫
最近体調が悪く病院に行ってみたら、逆に眼圧が下がっていた。
手術も回避でき、視力も下がっておらず少し安心できた。このまま経過観察との事。
【眼圧】左:18 右:15≪対策開始4か月後≫
見えづらさはあるが、漢方を飲み始めて眼圧は安定している。
出血もしておらず、先生には安定していると言われた。
【眼圧】左:16 右:14≪対策開始6か月後≫
見えづらさは同じぐらい。先日健康診断も受けたが問題はなかった。
先生からは『眼圧は安定しているし、このぐらいだったら大丈夫です』と言われた。
【眼圧】両目とも14≪対策開始1年後≫
家庭の事情でバタバタと忙しいときがあり、しばらく疲れがたまっていた。
その時期の眼圧検査は思った通り上昇。
自分の感覚では見えづらさはあるが、視野検査では左はほぼ見えていると言われている。
血圧も安定し、目の腫れも引いてきた
【眼圧】上昇時 左:22 右:18 上昇後1か月 両目とも15≪考察≫
問診をしたところ血流悪化状態と年齢から肝・腎の衰えが見受けられた。
血流を改善し水の巡りを良くすることと、肝腎を補うことを重点に置いて処方を組み立て、2種併用で対策開始。
漢方の効果も早く実感でき、1年後には眼圧が正常値で安定し、患者様も非常に喜ばれていた。
ただ、身体や精神的な疲れが眼圧にも顕著に現れることがハッキリと分かる実例でもあった。
■症例② 70歳 男性≪正常眼圧緑内障≫
《服用の経過、効果の度合いには個人差がございます。》
【眼の状態】
・相談時直近の眼圧:両目とも15
・じわじわと視野欠損が進んでいる
・炎症による充血あり
・蓄膿症でも悩んでいる【体質】
・手足先の冷え
・たまにキーンという耳鳴り≪ご相談内容≫
数年前に緑内障と診断される。※正常眼圧緑内障
病院では今後の視野検査の結果次第では手術するか検討してくださいと言われている。
何とか手術だけは避けたいが、少しずつ症状は進行しているので毎日が不安。
漢方で何とかできないかと考え思い切って相談してみることに。≪対策開始1か月後≫
眼圧検査はまだしておらず、自覚症状も変わらないので、改善している実感はまだない。
このまま続けてみる。≪対策開始3か月後≫
先日眼圧の検査をしたところ若干眼圧は下がっていた。
漢方はこのままでいいかも聞きたかった。
【眼圧】左:15 右:13≪対策開始6か月後≫
先日眼圧の検査をしたところ若干上昇していた。
【眼圧】左:16 右:14≪対策開始8か月後≫
先日視野検査をしたところ、視野欠損の進行はしていなかった。
眼圧は横ばい。
【眼圧】左:16 右:15≪対策開始1年後≫
先日視野検査をしたところ、半年前とほとんど変わっていないと言われた。
ここ数か月は眼圧も安定しており、しっかりキープできているような状態。
先生からも、『眼圧も安定しているので、このまま頑張りましょう』と言われる。
【眼圧】左:15 右:13※漢方薬を減量して継続。
≪考察≫
問診をしたところ血行が悪く、症状があることによるストレスも強く耳鳴りでも悩んでいると感じる。蓄膿もあることから上半身の熱(炎症)が強く、バランスよく対策するための処方を組み立て対策スタート。
年齢的なこともあり最初の1~2か月はなかなか改善を実感できなかったが、3か月目ぐらいから少しずつ変化が出始める。
その後数か月は上がったり下がったりを繰り返しながら、1年後には安定するようになる。
緑内障対策の場合、順調に下がっていくよりも眼圧が上がったり下がったりを繰り返す方も多い。
そういう患者様がどういう経緯で改善に向かうか分かりやすかった実例。
~私生活の中で気を付けるべきポイント~
どの相談疾患でも同じですが、漢方だけ飲んでおけばどんな生活をしてもいいという訳ではありません。
なかなか改善しない方のお話を伺うと、私生活の乱れがそのままという方も非常に多いと感じます。
せっかく対策をするのであれば、なるべく効率よく効果が出るようにしなければいけません。
簡単に私生活の中で気を付けるべきポイントを挙げておきますので、出来ていない部分があればしっかりと改善していきましょう。
◎冷たい飲み物を飲みすぎない
◎体を冷やさない
◎夜更かしを控える
◎暴飲暴食を避ける
◎なるべくストレスを溜めないように心がける
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