不妊症の漢方相談

妊娠しやすい子宮を作る

薬匠堂@漢方カウンセラー 西山
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自己紹介ページ「私の思い」

20数年に渡り、不妊症や不育症の漢方対策を施してきましたが、私がいつも思うのは、

皆様、サプリや漢方薬をせっかく飲んでいるのだけれど、ご自身の体質に合ったものを飲んでいる方が少ない・・・。

ということです。

多くの方々は

「いろいろ飲んではいるけれど、身体が良好に変わった、という実感がない。」

とおっしゃいます。実は、本当に体質に合ったものを飲めば、たったの1~2カ月で身体の変化に気付きます。

  • 生理周期が長く45日周期くらいでしたが、30日周期に安定しました。
  • 今までずっと苦しんでいた生理痛がずいぶん楽になり鎮痛剤を飲まなくてもよくなりました。
  • 生理の時の血の色が黒っぽかったのですが、明るい赤に変わりました。
  • 生理の時にいつも血の塊が出ていたのですが、一気に減っています。
  • 生理前には嫌な症状がたくさん出ていたけど、今回は体調が良いまま生理が始まりました。
  • 足先の冷えはまだ感じますが、お腹周りやお尻、太ももは冷たくなく温かくなってきたようです。

このようなご報告はとても早い時期にいただくもので、このような変化こそが子宮の環境が妊娠しやすい状態に改善している証拠なのです。

どうか、ご自身の体質に適している対策法(漢方薬・サプリ)を見つけてください。必ず、身体の変化を実感できるはずです。

◆妊娠しやすい子宮を作る ~ 具体的な対策ポイント

皆様お一人お一人の子宮環境(子宮の状態)はそれぞれ異なります。ということは、改善しなければならないポイントもお一人お一人異なるのです。

『子宮環境において、どの点がよい状態で、どの点が悪い状態なのか??』

をしっかりと見極めることで、いち早く改善しなければならないポイントが明確になり、“妊娠しやすい子宮”に変えていく第一歩が始まるのです。

特に、病院での不妊治療に取り組んでいる方は、「排卵誘発剤」や「ホルモン剤」による子宮へのダメージが顕著ですので、しっかりと現時点での子宮環境をチェックしてください!!子宮環境が悪いままならば、せっかくの不妊治療も失敗に終わってしまいます。

◆妊娠しやすい子宮〈生命が宿る5つの条件〉

妊娠しやすい子宮を作るためには「5つのポイント」があり、この5つのポイントを改善するためには『5つの漢方対策法』があります。

1.“温かい子宮”に生命は宿る

自然界の基本法則として、「生命は温かい場所に宿る」と言われています。極寒の地にも草木は生え動物は生息しますが、温かい場所のほうが圧倒的に動植物は多く、すくすくと育つことは言うまでもありません。

人間の生命も同じです。

「冷たいお腹、冷えを感じる腰回りやおしり・太もも」など、子宮の近くが冷たいようでは生命が宿りやすいとは言えません。

まずは、赤ちゃんが居心地の良い、ポカポカと温かいお腹(子宮)を作ることが妊娠に至るための必須条件です。

・漢方対策法

温裏作用のある漢方薬を使用します。「裏」とは『体内』を意味するものであり、特に腹部中心を徹底的に温めることで冷たいお腹(子宮)を温かい環境に整えます。

2.“血液量が十分な子宮”に生命は宿る

自然界の基本法則として、「生命は潤いのある場所に宿る」と言われています。潤いの無い乾燥した大地には草木は生えません。生命の源は「潤いある場所」からしか誕生できないのです。

人間の生命も同じです。

我々の身体は、血液が豊富な場所は潤い、血液が少ない場所は乾燥するものです。子宮の中を血液たっぷり、潤い十分な場所にしなければなりません。

漢方医学では、子宮のことを『血海』と呼んでいます。血海と呼ぶほどに、子宮は血液を大量に必要としている、ということです。

・漢方対策法

補血作用のある漢方薬を使用します。字の通りに血液を補う作用がある漢方薬であり、子宮内の血液量を増やします。

3.“血液がサラサラ流れている子宮”に生命は宿る

自然界において、流れが止まり淀んでいるような川は、汚く濁っており水質や川の中の環境が良いはずがありません。血液の流れも同様で、血流が悪化した場所は必ずや組織・細胞の環境が悪化し、機能不全に陥ってしまいます。

妊娠しやすい子宮の内膜は、ふかふかに厚く育っています。この子宮の内膜をふかふかに育てるためには十分な「酸素」と「栄養素」が必要です。「酸素」と「栄養素」を子宮に送り届ける方法は『血液の流れ』に頼るしかありません。常に子宮の中の血流を良好に保つことが、妊娠しやすい子宮となるための大きな要素になります。

・漢方対策法

活血作用のある漢方薬を使用します。血液の滞りを改善し、血流をキープし続けます。酸素や栄養素を送り届けると同時に、子宮内の老廃物を排除する役割も担っている漢方薬です。

4.“栄養豊富でエネルギーに満ちた子宮”に生命は宿る

前述しましたように、妊娠しやすい子宮を作るためには十分な「栄養素」が必要となります。特に、子宮の内膜形成のためには『アミノ酸』や『亜鉛(ミネラル)』の積極的な補給が望まれます。また、『プラセンタ製剤』も絶大な効果を発揮します。

ただし、これらの栄養素補給に際しては、品質を確認して摂取しなければなりませんので十分な注意が必要です。

〈医薬品としての認可を受けているプラセンタ製剤がお勧めです。〉

・漢方対策法

アミノ酸・亜鉛・プラセンタ製剤に加えて補気作用のある漢方薬を使用します。気(エネルギー)を補う作用のある漢方薬は子宮活性を高め、効率よく栄養素を代謝させます。

5.“メリハリのあるバランス良い子宮”に生命は宿る

「メリハリのある子宮」「バランスの良い子宮」と言ってもピンとこないと思います。この意味は、『自律神経・ホルモン分泌の安定によって、子宮の機能が安定している状態』を指します。

具体的には3つの要素があります。

①生理周期の安定〈バランスの良い子宮〉

子宮の働きは「自律神経・ホルモン分泌」により、ある一定のリズムで機能を維持しています。バランス良く調整されている時には、「低温期 14~16日」「高温期 約14日」にコントロールされますので、生理周期が『28~30日』で安定しています。

  • 低温期・・・「子宮内の老廃物の除去」「卵の成長促進」「受精卵着床のための子宮内膜の形成」
  • 高温期・・・「子宮活性を高めるための体温上昇」「着床維持のための高体温の維持」

上記のような低温期・高温期のそれぞれの働きを最大限に引き出すためにも、「低温期 14~16日」「高温期 約14日」で安定させることが重要なポイントになります。

2.基礎体温の安定〈メリハリのある子宮〉

基礎体温の安定とは、理想的な「低温期体温の維持」「高温期体温の維持」を意味します。低温期には『36.2~36.4度台』、高温期には『36.7~37.0度』のように、体温にメリハリをつけることで、妊娠するための子宮の働きが実現できるわけです。

  • 低温期・・・体温を低めに設定し、高温期に必要となるエネルギーを充電する時期。無駄なエネルギーを使わずに、「卵」と「子宮内膜」を育てることだけに専念する期間です。(ただし、『36度以下』の低過ぎる体温は「卵」や「子宮内膜」を育てる力すら不足してしまいます。)
  • 高温期・・・高温期には強いエネルギーを必要とします。低温期で充電したエネルギーを一気に爆発させ、高体温を維持し、受精卵が着床しやすいように温かい環境を維持させます。(不妊でお悩みの方々は、高温期の途中で体温が低下するケースが多いものです。)

低温期・高温期のそれぞれの働きを最大限に引き出すためにも、「低温期体温」と「高温期体温」に明確なメリハリをつけることがで重要であることがお分かりになると思います。

3.ゆったりした子宮〈子宮筋の“収縮・弛緩”バランス〉

子宮は筋肉に覆われ、筋肉によって収縮・弛緩を制御されています。筋肉の緊張が強過ぎると「きゅうくつな子宮」になり、逆に筋肉の緊張が弱過ぎると「ダラーっとたるんだ子宮」になってしまいます。

子宮の環境を安定させるためにも、程よい筋肉の緊張を維持することが重要で、この点こそ『自律神経バランス』が鍵となります。(今の時代、不妊症の方が急増しているのですが、最も大きな原因は『不安定な自律神経』によるものと言われています。)

「仕事や家庭のことでストレスを強く感じている方、不安が強い方、神経過敏な状態にある方、心配性で落ち込みやすい方・・・etc.」

このような方々が実に多いのです。ただ、お気持ちは十分に理解できます。不妊で悩んでいるからこそ、責任感が強いからこそ、ストレスを感じ、不安に思い、神経質に思い悩んでしまうのです。

この精神状態が続くと、自律神経系の交感神経が過剰興奮し、子宮の筋収縮を強くしてしまいます。その結果、「きゅうくつな子宮」となり子宮内の血流が悪化します。

血流悪化により子宮内膜は薄くなり、さらに冷えまでもが悪化する、という悪循環に陥ってしまうわけです。自律神経バランスを整え、交感神経の過剰興奮を抑え、血液が流れやすい「ゆったりとした子宮」を維持することが大切です。

・漢方対策法

理気作用のある漢方薬を使用します。気の滞りを改善し、自律神経のバランス調整を行います。子宮は自律神経の影響を直に受けます。自律神経の安定は、子宮の動きを安定させ、さらに生理周期や基礎体温の安定に導きます。

◆今、“妊娠しやすい子宮”なのか??

〈まずは、良い点と悪い点(改善すべき点)を知ることです!〉

さて、もう難しい話は終わりにします。
考え過ぎると「不安」ばかりが先立ってしまいますから・・・。

まずは、「今の子宮環境」がどうなのかを知ることです。
悪い点が見つかることは、改善できる点がわかる、ということです。
そして、どんな方にも『良い点』があるのです。
妊娠するための「ご自身の強味」を知ることもとても大切です。

◆68項目のチェックポイント

現時点での「子宮の状態・自律神経バランス・ホルモン分泌バランス」を把握するための基本チェックポイントは、漢方医学上68項目ございます。(場合によっては、もっと多くなることもあります)

「チェックポイントが多いな」と感じる方もいらっしゃいますが、確実に判断するためには最低限必要な項目になっています。

1日でも早く妊娠したい、1日でも早く赤ちゃんを抱きしめたい、と考えている方々だからこそ、1日でも早く『今現在のご自身の子宮』を理解していただきたいのです。

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