このサイトは『漢方理論』による心臓病対策の捉え方をご紹介するサイトです。 |
ペットの心臓病を漢方理論で乗り越えるための必須条件
◇愛犬・愛猫の心臓病を改善するには
獣医学の進歩や室内飼育の増加により、ペットをとりまく環境が一変し昔に比べると格段に寿命が延びています。喜ばしいことではあるのですが、一方で私たちと同じような健康問題・病気を抱えるペットも急増しているのです。
その中でも、心臓病はペットの死因でベスト3に入る厄介な病気で、種類によっては高齢になると極めて高い確率で心疾患を発症します。 心臓病は意外と気付きにくく、進行しているケースが多いため、心臓病と診断された時には西洋医学的処置の方法が限られている場合が多いようです。
薬匠堂では、漢方理論による心臓対策の捉え方を飼い主様にお伝えしています。
漢方理論では、ペットの症状、体質等を徹底的に知ることによってご提案できる対策方法が変わってきます。大切な愛犬・愛猫にとって本当に必要な対策を見つけることが、心臓病を乗り越えるための必須条件です。
◇もしかして心臓病!?
犬や猫は非常に我慢強い動物です。人間のように言葉によって自分の異常を伝えることができませんので、飼い主様がその異常を早く気づいてあげる必要があります。以下のような症状がある場合は、特に注意が必要です。
- 急に元気がなくなった
- 散歩に行きたがらなくなった
- 運動量の低下
- 食欲の低下
- 疲れやすくなった
- 呼吸が荒くなった
- 咳をするようになった
- 突然失神するようになった
このように、いつもと違う状態に気付いた時は、そのまま放置せずに急いで検査をしてあげてください。
◇犬・猫でもっとも多い心臓病
心臓病とは、何らかの原因によって、心臓の機能が低下し、血液を正常に送り出せなくなってしまう疾患です。生まれつき心臓に問題があったり、老化により心臓が弱くなったりと、原因は様々です。
心臓病にかかってしまうと、咳や呼吸困難が初期症状として現れます。激しい運動や興奮した時に疲れやすく、ほんの少しの運動でもすぐ座り込んでしまい、息がきれてしまうとなかなか回復しにくいといった症状も現れます。
〇僧帽弁閉鎖不全症
心臓疾患でもっとも多いのが、僧帽弁閉鎖不全症といわれています。血液を送り込む役割である僧帽弁に、異常をきたす病気です。 僧帽弁とは、左心房と左心室の間にある弁のことを言います。
こうした疾患に加えて、肥満や過度の運動、呼吸器の病気などがあると、心臓により大きな負担がかかり、心不全を招きやすくなります。また、心臓の働きが大きく落ちることで全身にも悪影響が出てきます。
肝臓や腎臓への影響もありますが、最も怖い症状は腹水や胸水が溜まることです。心臓から血液が出ていきにくくなると、心臓に血液が溜まっていきます。
この状態を、うっ血(うっけつ)と呼びますが、うっ血が進むと肺にも影響が及び、肺水腫という肺の中に水が溜まる状態に陥ります。更に、胸やお腹にも水が溜まるようになると非常に危険な状態になりますので、適切な対応をスピーディーに行うことが非常に重要になります。
〇心臓肥大
僧帽弁閉鎖不全症と並んで多い心臓疾患が、心臓肥大です。通常、血液は、心臓の筋肉(心筋)が収縮する事によって全身に送られていますが、 何らかの原因によりこの心筋に通常より高い負荷がかかると、この負荷に打ち勝とうと心筋がどんどん厚くなって心臓が肥大してしまいます。
症状として、発作的に喘息みたいな咳をしたり、苦しそうに呼吸したり、お腹がはってきたり、動きたがらなくなります。
また、僧帽弁閉鎖不全症でも心臓から血液が出ていきにくくなり、うっ血が進みます。うっ血が進むと心臓がパンパンに腫れてしまうため、心臓肥大と同じような症状になってしまいます。
◇心臓病の予防・対策
犬や猫が心臓病になってしまった場合、発症したら完治すことは難しく通常は心臓病の進行を遅らせる処置をとるしか方法がありません。このような話をきくと『何もしないでただ病状が悪化していくのを見守るしか出来ないのでしょうか?』といわれてしまいそうですが、そうではありません。
もし病気を早期に発見することが出来れば、心臓に負担をかけないような生活を心がけることによって治すことは出来なくても病状の進行を遅らせることは出来るのです。では、心臓に負担をかけない生活とはどのようなことなのか予防方法をご紹介していきます。
〇食事と運動について
食事について注意すべきことは、人間の食べるものをついつい与えすぎてはだめです。また、通常の食餌でも与えすぎはいけません。 できるだけ決まった時間に食事を与え、おやつはできるだけ控えるようにしましょう。
太りすぎは確実に心臓に負担をかけてしまいます。 肥満の改善ために毎日の食事の量やカロリーにも気を配る必要があるでしょう。ストレス解消、体力の維持の為、毎日の運動も欠かせません。室内で飼っているペットについても、できれば一日に一度は、散歩など外で運動をさせてあげましょう。
適度な運動とバランスのとれた食事を心がけ、少しでも早く症状に気づき、適切な処置をとれば、心不全や心臓肥大などの心臓病でも健康な状態を保ち、長生きさせることが今は十分できます。
◇漢方理論による心臓病対策
人間の場合の心臓病対策においても、完治させることは困難ですので、『いかにして症状の進行を止めるか。または、遅らせるか。』という事を考えるのが大事なポイントです。
「心臓病」などの循環器系の病気への漢方対策 漢方医学において、身体の構成要素である「気・血・水」の3つのバランスが保たれている状態を『健康』であると考えています。
ようするに、このバランスが崩れると『病気』になるのです。特に気と血は密接な関係にあり、中国の医学書には、「気がめぐれば血もめぐる。気が滞れば血も滞る」と書かれています。
気が滞ると血管が収縮し、血流は悪化します。血液はドロドロに変化し、「お血」という血流悪化状態が進行します。そして、この「お血」が長引くことが、心臓病などの循環器系の疾患の引き金となり、身体全体の血流・代謝を悪化させ、更なる強い心負担を作る、という悪循環を生みます。
病院での治療と並行して、お血を除去する漢方により流れの悪くなった血液をサラサラにし、心臓への負担を軽減することが重要なポイントとなります。
◇まずは、お気軽に「お電話」または「メール」をください。
どのようなご質問にもお答えいたします!!〈相談無料です〉
「まずはメールで相談」という方は、こちらから問診にご回答の上、 ご送信下さい。
≪ペットの心臓病メール相談(問診票)≫
ご相談の予約状況によっては、当店からのメール返信が「3~4日後」になることもございますのでご了承下さい。
【電話でのご相談が優先となりますのでご了承くださいませ。】
お気軽にお電話でご相談下さい。《受付時間 10:00 ~ 17:00》 フリーダイヤル 0120-63-4780 |
|
とにかく相談したいという方はお電話での相談をオススメします。
直接詳しくお話をお伺いすることができますので、今後の対策法に関して早くお伝えすることができます。
※留守番電話に切り替わった際にお名前、ご用件を残していただけると、よりスムーズに対応できます。
直接ご来店いただく場合は、予約の電話をお願いいたします。
電話相談中は、ご対応できずご迷惑をお掛けしてしまう場合がございます。
データ(写真・画像)を送信する |
患者様の患部の写真や、血液検査表の写真などのデータを、簡単に送信することができます。 こちらの画像送信用フォームからお送りください。 |