体重(kg)×50(ml)=目安の摂取量(正常時)
先日、犬に必要な水分摂取量をブログで掲載しましたが、今回は猫と水分の関係について簡単にご説明します。
飼い主様はよくお分かりだと思いますが、猫は犬に比べるとあまり水を好んで飲みません。これは猫の祖先が砂漠で生活していた名残ではないかと考えられています。
そのせいか、腎臓病の相談が圧倒的に多いのが猫の特徴です。
排尿量より水分摂取量が少なくなると、腎臓で尿を凝縮することを繰り返してしまいますので、腎臓への負担が大きくなり、それが病気へと繋がってしまうのです。
猫も人間と同じで、体内の60~70%は水分で占められています。
自分ではなかなか水分を摂ろうとしない子も中にはいますので、まずは愛猫に必要な水分摂取量をおおまかにでも把握し、チェックしておくことが重要です。
急に多量に飲みだしたり、逆に全く飲まなくなったら重大な病気が潜んでいる可能性があります。
そういう場合は、すぐに病院で診てもらってくださいね!!