流産

流産しない子宮を作る

薬匠堂@漢方カウンセラー 西山
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自己紹介ページ「私の思い」

◇不妊症と流産のちがい

流産を繰り返している方々に、まず最初にお伝えしなければならないことがあります。

流産を繰り返しているのには理由があります。今の子宮のままならば、妊娠してもまた流産してしまう可能性が高いのです。また流産すると、また悩み苦しむことになってしまいます。

どうか少しの間、子作りをお休みしてください。そして、流産しない子宮に改善した後に、子作りにチャレンジしてください。

年々、不妊症の方々が増加している今、それと同時に「流産・不育症」でお悩みの方々も急増しています。不妊症の方々は『妊娠(着床)すらできない』という悩みを抱えながら、妊娠(着床)しやすい子宮を作るために日々体質改善に励んでいます。

それに対して流産を繰り返す方々の大きな悩みは、『やっと授かった生命を育てることができなかった』というものです。

どちらの悩みもそれぞれに大きく、強い不安感や自己嫌悪をお感じになっていますが、どちらにも改善方法があることを知っていただきたいのです。

ここでは「流産しない子宮を作る」ための漢方対策法をご紹介いたしますが、一点、認識していただきたいのは『流産を繰り返している』ということを裏返して考えると『何度か妊娠(着床)までは至っている』ということです。

◇せっかく子宮内膜に着床した受精卵が、なぜ成長(細胞分裂)しないのか?

という点が、流産を繰り返さないための大きなヒントになるのです。
不育症検査では、「抗リン脂質抗体、血液凝固系異常、甲状腺機能異常、夫婦染色体異常」などがありますが、どの検査項目において「異常」と判断されたのかによって、それぞれの漢方対策法があります。

しかしながら実際にいただくご相談では、70%の方々が「不育症検査では異常なし」であるにもかかわらず流産を繰り返しているのです。

「不育症検査、異常なし」の方々こそ、『流産しない子宮』に整えていくことは決して難しいものではございません。

今後流産を繰り返さないためにも、少しの間、子作りをお休みして『流産しない子宮』へと改善する期間を作ってみてはいかがでしょうか。

◇流産しない子宮〈生命が育つ5つの条件〉

「流産体質」の方と「不妊体質」の方では、もちろん明確に体質が異なります。詳しく問診をしてみると、それぞれに『特徴的な体質』が存在することが分かります。

ただし、まずは良好な妊娠(着床)を目指すことは同じですので、不妊への漢方対策同様に『流産しない子宮』を作るためにも「5つのポイント」があります。

この5つのポイントを改善するためには次の『5つの漢方対策法』を体質によって使い分けていきます。

①“血液量が十分な子宮”で生命は育つ

自然界の基本法則として、「生命は潤いのある場所に宿る」と言われています。潤いの無い乾燥した大地には草木は生えません。生命の源は「潤いある場所」からしか誕生できないのです。

人間の生命も同じです。

我々の身体は、血液が豊富な場所は潤い、血液が少ない場所は乾燥するものです。子宮の中を血液たっぷり、潤い十分な場所にしなければなりません。

漢方医学では、子宮のことを『血海』と呼んでいます。血海と呼ぶほどに、子宮は血液を大量に必要としている、ということです。

・漢方対策法

補血作用のある漢方薬を使用します。字の通りに血液を補う作用がある漢方薬であり、子宮内の血液量を増やします。

②“血液がサラサラ流れている子宮”で生命は育つ

自然界において、流れが止まり淀んでいるような川は、汚く濁っており水質や川の中の環境が良いはずがありません。血液の流れも同様で、血流が悪化した場所は必ずや組織・細胞の環境が悪化し、機能不全に陥ってしまいます。

流産しない子宮は、血流が良好で子宮内膜もふかふかに厚く育っています。そして、良好な血流だからこそ、十分な「酸素」と「栄養素」を受精卵に供給でき、成長を促進しています。

「酸素」と「栄養素」を着床した受精卵に送り届ける方法は『血液の流れ』に頼るしかありません。常に子宮の中の血流を良好に保つことが、流産しない子宮となるための大きな要素になります。

・漢方対策法

活血作用のある漢方薬を使用します。血液の滞りを改善し、血流をキープし続けます。酸素や栄養素を送り届けると同時に、子宮内の老廃物を排除する役割も担っている漢方薬です。

③“温かい子宮”で生命は育つ

自然界の基本法則として、「生命は温かい場所に宿る」と言われています。極寒の地にも草木は生え動物は生息しますが、温かい場所のほうが圧倒的に動植物は多く、すくすくと育つことは言うまでもありません。

人間の生命も同じです。

「冷たいお腹、冷えを感じる腰回りやおしり・太もも」など、子宮の近くが冷たいようでは生命が宿り、育ちやすい環境とは言えません。まずは、赤ちゃんが居心地の良い、ポカポカと温かいお腹(子宮)を作ることが流産しないための必須条件です。

・漢方対策法

温裏作用のある漢方薬を使用します。「裏」とは『体内』を意味するものであり、特に腹部中心を徹底的に温めることで冷たいお腹(子宮)を温かい環境に整えます。

④“栄養豊富な子宮”で生命は育つ

前述しましたように、流産しない子宮を作るためには十分な「栄養素」が必要となります。特に、子宮の内膜形成のために、かつ、受精卵の成長促進のためには『アミノ酸』『亜鉛(ミネラル)』の積極的な補給が望まれます。また、『プラセンタ製剤』も絶大な効果を画期します。

ただし、これらの栄養素補給に際しては、品質を確認して摂取しなければなりませんので十分な注意が必要です。
〈医薬品としての認可を受けているプラセンタ製剤がお勧めです。〉

・漢方対策法

アミノ酸・亜鉛・プラセンタ製剤に加えて補気作用のある漢方薬を使用します。気(エネルギー)を補う作用のある漢方薬は子宮活性を高め、効率よく栄養素を代謝させます。

⑤“十分なエネルギーで満ちている子宮”で生命は育つ

流産を繰り返している方々にとって最も重要な時期は、妊娠を確認してから12週までの期間です。12週までは徹底的に子宮を高活性の状態で維持しなければなりません。

一般的に、妊娠初期の基礎体温が下がる時期は、おおむね12~15週ごろまで、と言われています。逆に考えると、12週くらいまで体温を高い状態で保つことが赤ちゃんの成長には必須条件であり、高い体温を維持するには、相当なエネルギーを必要とするのです。

・漢方対策法

補気作用のある漢方薬を使用します。気(エネルギー)を補う作用により、上昇した体温の低下を防ぎ、子宮の高活性を維持させます。

◇“流産しない子宮”に改善するために必要なこと

まずは、「ご自身の体質」や「子宮の状態」において良い点と悪い点(改善すべき点)を知ることです!特に、「今の子宮環境」がどうなのかを知ることが重要です。

悪い点が見つかることは、改善できる点がわかる、ということです。そして、どんな方にも『良い点』があるので、「ご自身の強味」を知ることもとても大切です。

◇68項目のチェックポイント

現時点での「子宮の状態(子宮内血流・子宮エネルギー)」を把握するための基本チェックポイントは、漢方医学上68項目ございます。(場合によっては、もっと多くなることもあります)

「チェックポイントが多いな」と感じる方もいらっしゃいますが、確実に判断するためには最低限必要な項目になっています。

1日でも早く妊娠したい、1日でも早く赤ちゃんを抱きしめたい、と考えている方々だからこそ、1日でも早く『今現在のご自身の子宮』を理解していただきたいのです。

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