ずっと漢方を飲み続けないといけないのですか?
尋常性乾癬や掌蹠膿疱症のご相談に限らず、全体的に多いご質問が減量のタイミングに関してです。
薬匠堂で漢方対策する場合は患者様によって漢方も使い分けて対策を進めていきます。
対策を進めていく中で当然途中の経過も伺いますが、症状や体質の改善度合いによって漢方薬を減量していきます。
ですから、ずっと同じ漢方を使い続けていくわけではなく、いずれ漢方が飲まなくてもいい状態までもっていくのが最終的な目標です。
減量の方法も急に中断したりするのではなく、状況を見極めながら徐々に減量していきます。なぜなら今まで折角改善に向かっていた症状が急に中断することでぶり返す可能性があるからです。
症状が落ち着いていたとしても体質的な要因がまだ完全に整っていなければぶり返す可能性がありますので、急な中断ではなく少しずつ状況を見極めながら減量していく形がベストな減量方法です。
なかには患者様独自の判断で減量される方もいらっしゃいます。最近連絡がないな~と思っているところに電話があり、「状態が安定していたので中断していたんですが、また手のひらに症状が出てきまして…。」
せっかく改善に向かっていたとしてもこういう状態になると、結果的に減量のタイミングが延びてしまうのです。
まとめると・・・
漢方対策する場合は、ずっと同じ漢方を使い続けていくわけではなく、症状が改善し体質が整えば減量していきます。ただし減量のタイミングは難しいので、独自の判断ではなく専門家である私たちが適切なタイミングをアドバイスさせていただきます。