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■痛みの性質 <張った痛み> 気が滞っている、痛みが動き固定していない <重い痛み> 水分が滞っている、雨の日や湿度が高いときに悪化する <刺すような痛み> お血による痛み、痛みは固定しており激痛 <絞られる痛み> 実による痛み、痛みは激しく触られることを…
水湿・痰湿(水分過多・水の運行の失調) 水(津液)が停滞し過剰になると体が重くなり、むくみなどの症状が出てきます。これが「水湿・痰湿」と呼ばれる状態です。体に余分な体液があふれてしまったことにより生じるものです。 「水湿・痰湿」は簡単にいえば体の水分が溜まっている状態です。 中医学では…
陰虚(水の不足) 気・血と並んで私たちの体を構成し、生命の維持に欠かせないものが「水(津液)」であり、汗や唾液、涙などの流動性のあるもの、皮膚や筋肉、臓器の細胞内、関節腔や髪の毛などを潤しているものすべてを指します。 中医学では体液の不足も疾患の原因の一つであると考えています。 水(津…
水とは? ①水とは何か 水は津液とも言われ、体内における各種の正常な水液の総称です。 汗、鼻水、涙、唾液、尿、胃液、胆汁、髄液、関節液、リンパ液、細胞間液などすべて含まれます。水は小児では体重の約70%、成人でも約60%を占めており、人体を潤す大切な物質です。 体内の「水(津液)」は…
お血(血の運行の失調) 「お血」とは「血(けつ)」の質が悪くなり、粘り気を増して流れが悪くなったり固まりやすくなった『血液ドロドロ』の状態を指します。 この「お血」は、肩こり、冷えなどの比較的軽度な症状から脳梗塞やガン等の重い疾病まで、多くの病気の原因とされています。 ≪お血の原因≫ ◇…
血虚(血の不足) 「血」が不足すると各細胞や臓器は「栄養失調状態・酸欠状態」となります。 この「血」の不足している状態を中医学では「血虚(けっきょ)」といい、婦人科疾患や美容のトラブルに結びつくことが多くなります。 ≪血虚の原因≫ ◇飲食の摂取不足 ◇胃腸虚弱による消化吸収の低下 …
血とは? ①血とは何か 血は、厳密には異なりますが現代医学の血液と非常に似た性質をもっています。 血は脈管内を流れる「栄養物質」であり、主として脾胃から吸収された水穀の精微から生じると考えられています。血は「心」が司り、「肝」に蔵され、「脾」ご統摂することによって脈管中を運行しています。 …
気滞(気の運行の失調) 「気」が体内に豊富に存在したとしても、体内全体にスムーズに行き渡らなければ効果を発揮することはできません。 そして、「気」がスムーズに流れない状態を『気滞(きたい)~気の気の滞り』と呼びます。 様々な役割を持つ「気」の巡りが悪くなれば、当然様々な症状が現れます。…
気虚(気の不足) 私たちは食べることで栄養素を摂取して生きています。食事から摂取した栄養素や呼吸によって得た酸素を利用して「エネルギー」を作るわけですが、食べようと思うことも、食べることも、食事から必要な栄養分を取り込むこともすべて、「エネルギー」がなくては行う事が出来ません。 生きているこ…
「気」とは? ①気とは何か 「気」とは、中医学において『人体の生命活動の原動力』であると考えられています。人体の生命活動における『エネルギー』を指すといってもいいでしょう。 身体を温めて体温を維持する、免疫を高めて病気から身を守るのも気の働きなのです。呼吸をし、心臓の働きを促進し、血液を運…