メニュー
気滞(気の運行の失調) 「気」が体内に豊富に存在したとしても、体内全体にスムーズに行き渡らなければ効果を発揮することはできません。 そして、「気」がスムーズに流れない状態を『気滞(きたい)~気の気の滞り』と呼びます。 様々な役割を持つ「気」の巡りが悪くなれば、当然様々な症状が現れます。…
対策開始後3カ月で経過良好!! 今回は掌蹠膿疱症対策の経過報告です。簡単ではありますが、とてもいい結果が出ましたので紹介させて頂きます。 ≪患者様情報≫ ■年齢:50歳代 ■性別:男性 ≪発症時期から今までの経緯≫ 10年ほど前に発症。数年前から症状が酷くなり光線治療などを試したが効…
2~3か月で効果判断します! 漢方対策をする際に皆さんが気になるのが、『どれぐらいで効果が出るのか?』という事でしょう。 今まで皮膚対策を続けてきた経験から『乾癬(掌蹠膿疱症)の対策は2~3か月で効果を判断していきます!』という説明を必ずしています。 早く治したいと思えば思うほど、早く…
気虚(気の不足) 私たちは食べることで栄養素を摂取して生きています。食事から摂取した栄養素や呼吸によって得た酸素を利用して「エネルギー」を作るわけですが、食べようと思うことも、食べることも、食事から必要な栄養分を取り込むこともすべて、「エネルギー」がなくては行う事が出来ません。 生きているこ…
「気」とは? ①気とは何か 「気」とは、中医学において『人体の生命活動の原動力』であると考えられています。人体の生命活動における『エネルギー』を指すといってもいいでしょう。 身体を温めて体温を維持する、免疫を高めて病気から身を守るのも気の働きなのです。呼吸をし、心臓の働きを促進し、血液を運…
気・血・水の中医学的概念 「気・血・水」は健康な身体を支える3本柱であり、人体の生命活動を維持するための重要な物質であります。 「気は生命エネルギー」「血は血液」「水は血液以外の身体の水分」であり、この3要素の流れが安定していることが健康維持となります。 『病は気から』という言葉があり…
虚と実 「虚実」は病気の状態が活発な時を「実」、鎮静化している状態を「虚」と判断します。 日本漢方においては「体格が良く充実している状態を実」「体が痩せていて体力のない状態を虚」としていますが、中医学では体格によって虚実が決まるわけではありません。 体格がよくても「虚」が存在し、身体が…
寒と熱 「寒熱」とは読んで字のごとく、身体の「熱」や「寒」をあらわします。 しかしながら、この「寒熱」は体温ではなく実際に感じている「寒症状」「熱症状」を意味します。 例えば、風邪による高熱があったとしても、本人が「強い悪寒」を訴えるようであれば、中医学ではこれを「寒」として捉えます。…
表と裏 「表」と「裏」とは文字通り、体内を「表(体表)」と「裏(内臓)」に分けた表現です。 「証」をとるときにはまず、病症が「表」にあるか「裏」にあるかを判断します。 「表証」とは文字通りに「邪(じゃ)」が体の表面に存在している状態を指します。体の表面とは皮膚や口鼻などのことです。 …
良くなったり、悪くなったりを繰り返し、ジワジワ改善!! 今回は掌蹠膿疱症の経過報告です。まだ対策途中ではありますが、簡単にご紹介させていただきます。 ≪患者様情報≫ ■年齢:60歳 ■性別:女性 ≪発症時期から今までの経緯≫ 8~9年ぐらい前に症状が出始め、1年ほど前に掌蹠膿疱症と診…