2~3か月で効果判断します!
漢方対策をする際に皆さんが気になるのが、『どれぐらいで効果が出るのか?』という事でしょう。
今まで皮膚対策を続けてきた経験から『乾癬(掌蹠膿疱症)の対策は2~3か月で効果を判断していきます!』という説明を必ずしています。
早く治したいと思えば思うほど、早く結果を求めがちになります。
その気持ちは痛いほど良く分かりますが、長年悩んでいる症状がそんなに早く完治する訳がありません。
もちろん1カ月の服用でも変化が出る患者様もいらっしゃいますが、全体的に見ると2~3か月で変化が出てくる方が多いようです。
それ以上かかって変化が出る患者様もいますが、根気よく対策出来た患者様はいい結果が出ております。
ステロイドのような強い薬であれば、すぐに効果は現れます。(とはいっても症状を抑えるだけですし、それだけ強力という事です…。)
漢方治療は体内の歪んだ部分(気血水の乱れ)を整えていきますので、今まで培った体質が改善するにはそれなりの時間が必要ですし、根本的な治療とはそういうものです。
今まで辛い症状に長年悩んできた患者様であれば、それぐらいの我慢どうってことないのではないでしょうか?
慢性皮膚疾患で対策するときに大事なことは、『急がば回れ』の心で対策を続ける事です。
『掌蹠膿疱症は不治の病ではなく、改善する皮膚疾患なのです!!』